生活の意外なシーンで使える日焼け止め
紫外線対策の必需品の日焼け止め。昨年の品が余っていたり、肌に合わないから使わなくなったりしたものはないでしょうか。使用期限は、記載があったりなかったりするようで、開封すると、酸化が始まり雑菌が増えたり、成分の劣化などが始まります。一度開封すると数か月からワンシーズンで使い切るようにしたいところ。劣化が進んでいるものを使用すると、肌荒れの原因になりかねないので注意が必要です。
ですが、シーズンを終え日焼け止めを捨ててしまうのはもったいない。
今回は、残った日焼け止めの活用法をご紹介します。
■ハサミのベトベト <やり方>
長年使用していると、ハサミの切れ味は悪くなってしまいます。その原因の一つに、テープなどを切ったときに残る粘着剤や食べ物の油など汚れの付着が大きな原因です。そんな時に日焼け止めが大活躍。
①ハサミの刃の部分に日焼け止めクリームを塗り、刃全体に馴染ませます。
②数回ハサミを開閉します。
③ティッシュで拭き取ります。
同じ要領で、錆びついてしまったハサミにも効果的。数回試すとある程度の錆なら取れるでしょう。
■シルバーアクセサリーを磨く
シルバーアクセサリーは、使っていくと、どんどん黒ずみが気になってきます。そんな時は、コットンに日焼け止めを浸透させ優しく磨いてください。仕上げに乾いた布で拭きあげるとピカピカになります。蛇口も同様のやり方できれいになるので、お掃除にも役立ちます。
繊細なデザインのアクセサリーは、日焼け止めが入り込んでしまう恐れがありますので、成分が残らないようにお手入れしましょう。
また、天然石などが付いている場合は、石が傷んだりする恐れがありますので、やめておいた方が良いでしょう。
■シールをキレイにはがす
机や瓶に貼ってあるシールやステッカーをキレイにはがすことが出来ます。
剥がしたいシールの上から日焼け止めを塗り、ティッシュやラップを被せてしばらく放置します。日焼け止めの油分がシールに染み込み、その後は、簡単に剥がせるようになります。時間が経ったものでも、キレイに剥がせるのでずっと気になっているところにもおススメです。
※日焼け止めがシミになってしまう場合がありますので、カバンや高価な製品に使用する場合には注意が必要です。
■靴のお手入れ
お出かけの時に、靴の汚れに気が付くとせっかくの楽しい気分が半減しますよね。そんなときにも日焼け止めが活躍。ティッシュに染み込ませ、サッと拭く
だけ。日焼け止めには油分が含まれているので、水入らずで玄関先や出先で汚れを落とすことが出来ます。
※色付きの日焼け止めや、靴の種類によっては靴に色がついて取れにくくなる可能性があります。まずは目立たない所で試してから使用してください。
■吸盤の吸引力が復活
キッチンや洗面所など、生活の様々なシーンで吸盤を使用してる方は多いと思います。吸盤は使い続けるといつの間にか吸引力が弱くなってきます。その原因は、汚れや吸盤の劣化。吸盤の劣化だと効果は得られないかもしれませんが、日焼け止めで汚れを綺麗に拭き取ることで吸引力が復活します。是非お試しください。
このように生活の様々な場面で、日焼け止めの再利用が出来ます。どうしても余ってしまったものは、すぐに捨てるのではなく、一度活用してみてはいかがでしょうか。