ママのひと手間で、おせちはぐっと華やぐ

お正月の食卓を華やかにしてくれるおせち料理。
毎年なんとなく詰めているけれど、
「どんな順番で入れればいいの?」
「決まりってあるの?」と迷うママも多いはず。
実は、おせちには“意味”があり、
それに合わせた盛り付けの基本があります。
でも難しく捉えなくても大丈夫。
少しコツを知るだけで、
見た目も気持ちもぐっと晴れやかになります。
■ 一の重:祝い肴と口取り(甘いもの・縁起物)
一の重には、お正月の象徴ともいえる
“祝い肴”や“甘めのおかず”を入れます。
- 黒豆(まめに働けるように)
- 数の子(子孫繁栄)
- 田作り(豊作祈願)
- 栗きんとん(財運UP)
- 伊達巻・かまぼこ など
色の明るいものが多いので、
手前に高さを出すと写真映えします。
ママたちに人気のアレンジとして、
仕切りにプレート用のカップを使うと簡単&きれいに。
■ 二の重:焼き物(メイン料理)
ここには“ごちそう感”のあるメインが入ります。
- 焼き魚(鯛・鮭・ぶり)
- エビ(長寿祈願)
- ローストビーフ
- 鶏チャーシューなど現代アレンジもOK
重箱の中央に主役を置き、
周りに副菜を詰めるとまとまりやすいです。
写真を撮るならこの段が最も映えるゾーンです。
■ 三の重:煮物(家族の健康を願う)
根菜類は“根を張る”縁起があり、
家族の安泰を象徴するパーツ。
- れんこん(見通しが良くなる)
- ごぼう(家の基盤)
- 里芋(子宝)
- たけのこ・にんじんなど
煮物は色が落ち着くので、
にんじんの飾り切りを入れると華やかさUP。
■ ワンプレートおせち:気軽に楽しむ現代版
重箱がない/子どもが小さくて取り分けが大変…
というご家庭に人気なのが“ワンプレートおせち”。
- 皿の中央にメイン
- 周りに彩りの良い祝い肴
- 小さめの豆皿を重箱代わりに使うのもおすすめ
写真映えもして、
SNSにもぴったり。
何より洗い物が少ないのがママに嬉しいポイントです。
■ 食べきれないおせちの活用アイデア
忙しい年始に“アレンジごはん”として大活躍します。
- 黒豆 → 黒豆ラテ・黒豆ヨーグルト
- 栗きんとん → トースト・スイートポテト風
- かまぼこ → うどん・雑煮の具に
- 煮しめ → 炊き込みご飯・和風カレー
ほんのひと工夫で、家族も飽きずに美味しく食べられます。
おせちの盛り付けには伝統的なルールはありますが、
現代では“おいしく・楽しく・気軽に”がいちばん。
重箱でもワンプレートでも、
ママらしさが光る
お正月の食卓を作ってみてくださいね。






