風呂敷をエコバックとして、普段使いに。
7月からレジ袋が有料化されて約半年。
みなさんはいかが対応されていますか?
環境問題を身近に感じ、多少なりともライフスタイルに変化があったことと思います。
さまざまな機能を持つ素敵なエコバックが発売されているなか、
風呂敷は「包むものの形状にとらわれず、変幻自在に包め、簡単に洗濯でき、小さくたたんで畳んで持ち運べる」と高い融通性があらためて評価されています。
その一方で、今まで風呂敷を使ったことがない、使い方が分からないと感じられる方も少なくありません。
今回は風呂敷をもっと身近に、エコバックとして活用する方法をご紹介します。
■風呂敷の選び方
風呂敷のサイズは巾(はば)という単位で呼ばれます。
昔は生地の幅が38cmで作られていたことに由来しており、一巾イコール38㎝となっています。風呂敷のもっとも一般的なサイズは二巾(68cm)ですが、エコバックに適しているのは二巾(約70cm)から三巾(約105cm)と言われているようです。
お弁当包みなど小さなものには絹・レーヨン・綿、大きいものでは木綿が多く使われています。
近年はさまざまなサイズや素材、柄の種類などが増え、取扱店も増えてきたため、値段的にもお手軽に自分好みの色や柄を楽しめます。
【30秒でできるしずく型バッグ】難易度☆☆★ ① 風呂敷を裏返し、対角線を折り合わせて3角形にします。 ② 底辺の端をそれぞれ一つ結びします。 ③ 表に返して両端を入れ込み、頂点を結びます。 結んだ頂点に腕を通すことで簡単トートバッグの出来上がりです。 ②の底辺の端を結ぶ位置を両端から短くすると大きなバックが、長くすると小さなバックが出来ます。
【超簡単すいか包み】難易度☆☆★ ① 風呂敷を四角に広げ、中央に包むものを置きます。 ② 手前の隣り合った両端を結び、奥の両端も同じように結びます。 ③ 二つの結び目を持ち、片方の結び目をもう片方の結び目の輪に通します。 ④ 通した結び目を引き抜きます。 引き抜いた結び目の間に腕を通すと、 リボンのように見える結び目が二つ並ぶ可愛らしいバックの完成です。
その日のお買い物の量に合わせてバックの大きさを変えられるのは、風呂敷ならではの便利な点ですね。 その有用性からエコバック以外に、旅行時のサブバックや災害時にも使われるようです。 ぜひ、この機会にお気に入りの風呂敷を選んでみてはいかがでしょうか。