瀬戸内しまなみ海道の大三島に、大きな屋根が印象的な建物があります。
2024年4月23日にオープンした「pizzeria TAKIBI」です。

40年前に建てられたこの建物では、以前のオーナーが喫茶店を経営されていたそう。
地元の方にも観光客の方にも愛されたこの場所で、
「焚火を囲んで楽しく美味しい時間を過ごして欲しい」
店名にはそんな想いが込められています。

入口から入るとすぐ大きなピザ窯がお出迎え。
ピザを焼いているところを見て頂けるように、
お客様とたくさんコミュニケーションを取れるように、
店内はオープンキッチンです。
この美しいピザ窯は、瀬戸内海をイメージしているとのこと。

メニューからも、「この土地らしさ」が伺えます。
出来る限り地産地消で、お客様に楽しんでいただけたらと考えられています。

地元食材へのこだわりはピザ生地にも。
pizzeria TAKIBIのピザ生地は、自家製の大三島産フルーツなどを使った天然酵母と愛媛県産小麦で作られています。そもそもピザ生地の材料は、一般的に小麦粉･塩･水･酵母のみです。そのため、食材の質がピザ生地の良し悪しに大きく影響するそう。一般的なドライイーストを使うこともできますが、「生地だけで食べても香ばしく味わっていただけるように」との想いから、自家製フルーツ酵母を使用されています。

このフルーツ酵母は季節によって変わるとのこと。
例えば、この夏は「スイカ酵母」を使用。
スイカから酵母を採るのは初の試み。
挑戦した結果、良い酵母・良い生地になった時の喜びはひとしおで、
早くお客様に食べて頂きたいとわくわくしたそう。

定番のおすすめメニューは「愛媛県しらすと瀬戸内産海苔と大葉のpizza」。

愛媛県産しらすと瀬戸内産のりの上に大葉をトッピング。あっさりと食べて頂ける逸品です。「大三島産しし肉のミートソースと今治産わさび菜のpizza」や「今治産れんこんとバジルソースのpizza」など、気になるメニューを皆でシェアするのもおすすめです。

爽やかな潮風とともに、瀬戸内産食材とイタリアンのマリアージュを楽しんでみませんか?