愛媛県新居浜市にある総合住宅展示場「ホービス新居浜」

ホービス新居浜 住まいと暮らしのクリエイティブプラザ

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営業時間 10:00~17:00

HOW TO 家づくり

間取りのセオリー
Vol.18 間取りのセオリー

秋も深まり、年の瀬も近づいてきました。クリスマスをはじめ、年末年始にかけてセレモニーが続く季節です。
ご家族が集まる機会が多いこの時期に、未来の住まいについて話し合ってみませんか?
今回は間取りについて考えます。

STEP1.ご家族の要望を聞きましょう

間取りを考える上で一番大切なのは、ご家族一人ひとりの希望を明確にすることです。
リビング、ダイニング、キッチン、子供部屋、趣味のスペース、玄関アプローチなど、それぞれの間取りに対して要望を出し合いましょう。
なかなか意見が出づらい場合は、現在の住まいに対する不満や改善点に目を向けると、新しい住まいへのイメージが膨らみやすいかもしれません。希望は一覧表にまとめ、ハウスメーカーに伝えてください。
また、現在だけでなくご家族の未来をイメージすることも大切です。
子供の成長にあわせて部屋はいくつ必要か?子供の独立後は?老後のライフスタイルなど現在から数十年後までの、家族の姿をイメージしましょう。

希望は一覧表にまとめ、ハウスメーカーに伝えてください

STEP2.土地をもとに建物の形を考えましょう

次に、土地をもとに、どのような形の建物にするのかイメージを膨らませます。
長方形のシンプルな形の方が構造上強いですが、建ぺい率や容積率など、法律上の制約もあります。詳しくは建築を担うハウスメーカーに相談してください。通りから玄関までの動線や日当たり、お隣の建物の距離などを踏まえ、建物の形を決め、玄関アプローチや駐車場など建物以外の配置も考えましょう。

建物の形を考えましょう

STEP3.採光や通風を考えましょう

夏涼しく、冬あたかい心地よい空間を実現し、エネルギー効率を高めるためにも光や風を上手く取り入れる必要があります。
光に関しては周辺の建物の影を考慮に入れながら、まずは、朝日や西日をどの部屋に取り入れたいか考えると間取りを考える手掛かりとなるでしょう。
一方で、風は南北に通り道をつくることが大切です。風の入り口と出口の大きさをバランスよくつくり、ストレートな位置に窓を設置することで空気の流れが生まれます。ただ、隣の家と密接しているなど、周囲の環境から光や風を上手く取り入れづらいケースもあります。その際には天窓や高窓、吹き抜けを設けるなど、設計士がより良い提案をしてくれるはずです。

採光や通風を考える

STEP4.大まかなゾーニングをしてみましょう

これまでの三つのステップを踏まえ、いよいよ部屋の配置をイメージします。
まずは、玄関の位置を決め、大まかなゾーンを考えます。ゾーンは、リビングやダイニングなど家族が集まるパブリックゾーン、寝室や子供部屋などのプライベートゾーン、キッチン・浴室・トイレなどのサービスゾーン、廊下・階段などの移動ゾーンの四つに分かれます。 大切な視点は家が立体であること。階段や吹き抜けは一・二階共通になりますし、二階の子ども部屋や水回りはその下への騒音が気になります。平面だけでなく、断面も簡単に図に落とし込みます。
もう一つ大切な視点は動線計画です。
家族が家の中を移動するための一般的な生活動線、炊事・洗濯などの家事動線、来客者のための来客動線を考えます。それぞれの動線が短く、特に、移動の負担が大きい家事動線は短いのが理想です。また、来客動線とそのほかの動線は交わらないようにすると、家族のプライバシーを守ることができます。今年はコロナ禍で自宅の過ごし方も様変わりしました。玄関に手洗い場を設けたり、ウッドデッキやガーデンルームがあると、おうち時間をより楽しめるでしょう。

大まかなゾーニングをしてみましょう

さて、ここまでできたら、マイホームへのイメージは固まりつつあることでしょう。あとは、設計士の役割です。
ご家族のご要望を現実的に落とし込むとともに、これまでの経験やナレッジを含め、より暮らしやすい住まいを提案してくれるはずです

多くの方にとって、住まいづくりは一生に一度の大切なライフイベント。
これまで以上に、ご家族とのコミュニケーションを深める、貴重な時間となるはずです。