暑くなってきましたね。
冷たいものを中心に、のどごしのいいものやさっぱりしたもの、酸味のあるものがさらに美味しく感じられるようになる季節になりました。
各メーカーやお店も、夏限定のメニューや商品などを次々と展開していくので楽しみが増えるばかりですが、ご自分で作られるとさらに楽しみが増えるかもしれません。

今回は、おうちでかんたんに作れるひんやりスイーツのご紹介です。

・のどごしのいい定番のゼリー
ゼリーには主に寒天やゼラチンといった凝固剤（ゲル化剤）を使います。
レンジで温めたジュースや果汁400ccに対し、ゼラチンなら5g、寒天なら7～8gを目安に、あらかじめお湯などで溶かしてふやかしたものと混ぜて冷やします。
どちらもしっかり溶かしてから混ぜ合わせましょう。
溶け残りがあるとうまく固まらなくなるので注意してください。
また、生の果物を使うと酵素で固まりにくくなることがあるので、煮詰めるなど、一度加熱してください。
ゼラチン・寒天は沸騰させすぎると逆に固まりにくくなることもあるのでご注意ください。

・焼かないカップレアチーズケーキ

常温まで戻したクリームチーズ100ｇとヨーグルト50g、砂糖50gをボウルに入れ、なめらかになるまで混ぜ合わせます。
その後、あらかじめお湯などでふやかしておいたゼラチン5gを混ぜ合わせ、カップに流し入れて冷やし、固めたら完成です。
ケーキのボトム（土台）が欲しい方は、砕いたビスケットと溶かしバターを混ぜたものをカップの底に敷き詰め、ヘラやスプーンなどでぎゅっと押し固めてからその上にレアチーズムースを流しましょう。

・混ぜるだけのヨーグルトアイス
無糖ヨーグルト150gに対し、グラノーラと蜂蜜をお好みで混ぜ合わせます。
グラノーラの他、ナッツやドライフルーツ、グミを入れるとカラフルで面白い食感になります。
あとは製氷機やシリコンカップにヨーグルトグラノーラを入れ、冷凍庫で凍らせたら完成です。
市販のカップヨーグルトの中に直接グラノーラと蜂蜜を入れてもかまいません。
ウッドスティックやプラスチックのスプーンなどをあらかじめさしておけば、取り出しやすく食べやすいアイスキャンディーになります。

いかがでしょうか。
今回のスイーツはほとんど火を使わないので小さなお子さんと一緒に作ることもできます。
夜のうちに作っておけば翌日には完成する手軽さもいいですね。

とはいえ、暑いからとついつい冷たいものを摂りすぎてしまうと、身体の内側を冷やしすぎることによる血流の悪化や胃腸の働きの低下だけでなく、夏バテを引き起こしてしまうこともあります。
温かい飲み物などと一緒に適度な量と涼をお楽しみくださいね。