記念日や特別な日じゃないけれど「今日はなんだか調子がいいな」という日はありませんか？
例えば創作料理が上手くできた日や、たまたま組み合わせた服のコーディネートが良かった日。
面白い形の雲を見つけた日など、ちょっとした「うれしい」や「楽しい」「いいね」は日々の様々な場所に隠れています。

また、そのような素敵な記録を残す方法は様々です。
近年ではインスタグラムやtwitterなどのSNSや個人のブログに上げるなどし友人知人と共有することが多いですが、自分のためだけに手書きの記録も悪くありません。

今回はそんなひと手間が楽しい、スクラップブック作りをご紹介します。

■スクラップブックって？
スクラップとは金属の製造や加工の行程で生じる廃金属のことを指しますが、俗語用語として写真や雑誌の切り抜きのことも意味します。
スクラップブックは、そんな切り抜きをノートなどに貼り付けて作る記録帳です。
アルバムよりも馴染みよく、日記帳よりも賑やかな、「いいね」の備忘録を是非作ってみましょう。

■作り方
いいなと思ったものをノートに貼り、その時の思い出を書きこみます。
日記のように習慣的につけるのではなく、「これは残しておきたいな」という日に書きこむと続けやすく、また、後で読み返すのが楽しくなります。a
レイアウトも自由なので「写真はノートの左上・内容は真ん中に…」と決めたり、その時の気分で好きに作るのもおすすめです。
敢えてSNS風のテンプレートを作って書きこむのも面白いです。
ページによってFacebook風やインスタグラム風、TwitterやLINEのようなテンプレートを貼り、その上に手書きで記していく、デジタルとアナログの新しい組み合わせも楽しいです。

■何を残せばいいの？
友人からもらった手紙、面白いと思った雑誌の切り抜き、ヘアアレンジが上手くいった日の写真なども良いかもしれません。
映画の半券やもらったプレゼントの包装紙（一部）ですとその時々の思い出が鮮明に蘇ります。
花などは一度押し花にして水分を抜いた後にラミネート加工したものを貼りましょう。花弁だけなら短時間で作れます。

■その他
「写真やテンプレートを印刷したいけど家にプリンターがない」という方にはコンビニのネットプリントサービスをご提案します。
画像データをネットで登録し、後はコンビニの複合機で出力するだけなので簡単です。

手で書く、貼り付けるという作業は記憶に残りやすくなります。
また、字の書き方で伝わるその時のテンションなどもあるので、字のくせや文面など丁寧に整えすぎずに気持ちのまま記していきましょう。
あなただけの何気ない「いいね」をたくさん残しましょう。