今だからこそ、足湯時間
手軽に楽しめる温泉の一つに「足湯」があります。
フットバスとも呼ばれており、文字どおり、膝から下の脚部をお湯や温泉に入浴できるように作られた場所やその方法を指します。
かつては温泉地などで温泉や宿に併設されていることが多かった足湯ですが、近年では足湯をメインとしたカフェや居酒屋といった身近な場所で見かけることが増えてきました。
また、自宅でバケツや洗面器にお湯を張ったり、浴槽に浅くお湯を張る形でも楽しめるようになってきました。
足湯専用の容器なども販売されているので、既にお持ちの方もいらっしゃるかもしれませんね
■足湯の効果 1.冷え性改善 2.疲労回復 3.リラックス効果 4.むくみの改善 5.免疫機能アップ ■正しい足湯の利用方法 ■おうち足湯 寒い季節もあと少しで終了です。
全身浸かる通常の温泉やお風呂と同様に、足湯にも様々な効果があります。
足湯で指先から身体を温めることで血行が良くなり、冷え性の改善に繋がります。
心臓から一番遠い場所にある足を温めることで体温が上がり、血の巡りが良くなるのです。
足湯で血行が良くなることで、身体のこわばりが解れて疲労回復につながります。
肩こりや腰痛などの緩和にも効果的です。
足湯をすることで副交感神経の働きが高まり、心身ともにリラックスした状態になります。
夜、寝つきが悪い方は就寝前に足湯をするのもおすすめします。
血行が良くなることで、むくみの原因である老廃物や余分な水分を排出できます。
また、肝臓の働きも良くなるため、老廃物が解毒されやすくなります。
身体を温めることで、ナチュラルキラー細胞(NK細胞)が活性化しやすくなると言われています。
(NK細胞はウィルスなどに感染した細胞の駆除や繁殖を防ぐ力を持っており、外敵から身を守ってくれます)
足湯には様々な効果が期待できますが、だからと言って浸かりすぎたり方法を間違えると、せっかくの効果も半減してしまいます。
目安としては15~20分内にしましょう。
温度は気持ちぬるめ位がおすすめです。38~40℃のお湯が理想です。
自宅で行う場合はバケツや洗面器を使います。温度や時間は上記を目安に行います。
おうち足湯という自由度を活かして、お好きな入浴剤や岩塩、アロマオイルを入れてみましょう。
容器の中にビー玉を入れ、足裏を転がすようにマッサージするのもおすすめです。
また、終わったらすぐに足が拭けるよう、手元にタオルなどもお忘れなく。
※安全のため、必ず椅子に腰掛けて行ってください
足湯でリラックスしながらゆっくり春を待ちましょう。