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HOVIS COLUMN

これで安心!夏のお弁当作りのコツ

2024.07.19

 

今年も暑い季節がやってきました。
職場や学校など、毎日のお弁当が暑さで傷まないよう皆さん対策されていることと思います。
それでもやっぱり怖い食中毒。そこで今回は、夏の定番おかずをより安全に調理、盛り付けする方法をご紹介します。

 

 

そもそも食中毒を防ぐポイントって?
「つけない」:調理器具や食材の衛生管理、手洗いの徹底。
「ふやさない」:水分は少なく、味付けは濃いめに。詰める時は冷めてから。
「やっつける」:肉や魚はもちろん玉子焼きなども中心部までしっかり加熱。

 

持ち運び後はすぐに冷蔵庫に戻すか、できるだけ早く食べるようにしましょう。
また、食べる際も手洗いと衛生的な環境を確保することが大切です。

 

 

 

定番おかずに一工夫!
さて、夏の定番おかずをより安全に調理する一工夫をご紹介していきます。

 

① 米一合に対して梅干し一粒を一緒に入れて炊く
梅干しには強い殺菌効果がありますが、
弁当箱に詰めたごはんの上にのせるだけではその部分以外は殺菌されません。
炊飯の段階で一緒に炊き、炊き終わったら満遍なく混ぜて詰めると殺菌効果が高まります。

 

 

② ミニトマトのヘタを取る
生野菜の中でもおすすめなトマトですが、ヘタと実の間に細菌が発生しやすいと言われています。

 

 

③ コロッケより唐揚げを
芋が傷みやすい食材の為、避けた方が無難です。他に、エビフライや天ぷらなどもおすすめです。

 

 

④ 保冷バッグ+保冷剤+冷凍フルーツ
冷凍フルーツは、自然解凍する過程で水分が出て細菌の繁殖につながるおそれがあります。それ自体を保冷剤として活用するというよりは、保冷バッグや保冷剤を活用した上で包むと安心です。
なかでもおすすめの果物は柑橘類、キウイ、メロン、パイナップルなどで、

リンゴやバナナは解凍後の変色と食感が悪いため不向きです。

 

 

⑤ サンドイッチのハムも加熱
加熱後包装食品のハムも必ず加熱、もしくは10℃以下で保管しましょう。

 

 

 

また、夕飯のおかずを翌日のお弁当に入れたい時、食べ残しを入れるのではなく、食べる前に取り分け、清潔な状態で冷蔵庫に保存するとより安全です。翌日は電子レンジなどで中まで再加熱し、冷ましてから詰めるようにしましょう。

 

最近は市販の冷凍食品の中に、「自然解凍OK」と記載されているものがたくさんあります。それらは商品基準「35℃で9時間保存(夏季の過酷な条件を考慮)した上で、細菌試験、味・風味・食感の官能試験を行い、それをクリアすること」を設けているため、忙しい朝の頼れる味方としてストックしておくのもいいでしょう。


 

 

 

 

 

 

 

 

 

毎日のお弁当作りは大変ですが、少しの工夫で食中毒のリスクを大幅に減らすことができます。
手軽に!安全に!お弁当作りを楽しんでくださいね。