読書の秋!自分だけの読書日記を書いてみませんか?
9月に入り、朝晩の暑さが少しずつ和らいできました。“読書の秋”ということで、新しく本を読み始める方も多いのではないでしょうか。
「あの印象的なセリフはどの本だったかな?」
「物語に出てきた料理を作ってみたいけど、レシピはどこだっけ」
「同じ著者の本を読んだことがあるような気がする」
思い出したくても記憶だけで整理するのはなかなか難しいもの…こんな時におすすめしたいのが読書日記です。
読書日記とは? 記すメリットとは? ■もう一度確認したい時に役立つ。 ■自分の趣味嗜好がわかり、次に読むべき本が明確になる。 ■日記のように、読んだ当時の自分の状況や価値観を見返すことができる。 ■理解力、思考力、表現力の向上に繋がる。 このほか記す方法ごとのメリットもあります。 ①手書き ②読書アプリ ③SNS
その名の通り、自分が読んだ本について記録するものです。
その方法は自由で、日付・書籍名・感想を簡単に記載するだけでもOKです。気になった情報を記載する場合は、ページ数も併せて記載するとよいでしょう。慣れてきたら、著者名・本を読んだきっかけ・あらすじ・好きな言葉・今後に活かしたいことなどを記してみましょう。ISBNコード(書籍を識別するためのISBNから始まるコードで、裏表紙にあることが多い)を記しておけば、検索する際も役立ちます。登場人物の関係図を簡単なイラスト付きで残すのも面白いでしょう。
読書日記を記すメリットはどこにあるのでしょうか。
以下に代表的三つを挙げます。
自分が楽しんで続けやすい方法を探してみてくださいね。
最も自由度が高い方法。脳の活性化も期待できます。100円均一ショップなどでも販売している小さなルーズリーフなら、今後ジャンル別に分類したくなった際にも便利です。また、スケジュール帳を活用すれば時系列に整理できる点が日記のようでおすすめです。
最も手軽な方法。好みの本の傾向を分析したり、他の人の感想を知ることができたり、電子書籍をアプリ内に登録したりなど、アプリによって出来ることは様々です。バーコードを読み取るだけで、書籍情報が自動入力されるなど便利な機能がたくさんあります。
読書仲間を見つけたり、共有したりしたい方におすすめ。先に述べた、手書きノートの写真とともに載せればオリジナリティが高まります。「#読書日記」や「#読書ノート」などの検索をかけて見ると、個性豊かな投稿が並んでいます。まずは、それらを参考にするのもよいでしょう。注意すべき点は、文章をまるごと載せないこと。著作権等の問題がありますので、引用は一文程度に留めましょう。
いかがでしたか?
読書日記は大人だけではなく、お子さまにもおすすめです。好きな本を読んで、一言でもいいので文字にしてアウトプットするという習慣をつけておくと、徐々に自分の気持ちを表現することが上手になってくるのではないでしょうか。
読書の秋。昨年よりちょっと充実した読書習慣、始めてみませんか?