ポン!とはじけるおいしいしあわせ
ポン菓子、またはパンパン豆や米パフ(パフライス)と呼ばれる米菓子。 米や麦などの穀物、専用の機械(穀類膨張機)に入れて加熱・加圧し、その後一気に減圧することで穀物を膨張させます。 イベントなどでポン菓子の実演販売を行っていることもあるので、大きな爆発音や白い煙に驚いた方もいらっしゃるかもしれません。
急な減圧により穀物の持つ水分が気化し、膨張することで発生する大砲のような衝撃音から、「ポン菓子」と呼ばれるようになったそうです。
そんなポン菓子ですが、愛媛県の東予エリアでは「嫁入り菓子」「嫁入り豆」として結婚式の引き菓子に用いる風習があります。見知らぬ土地に嫁ぐ娘に「マメ(豆)に元気に暮らせよ」という親心、そしてポン菓子を通して嫁ぎ先や周囲の方々へ福をおすそ分けするという意味もあるそうです。そう考えると、米が弾けるときの大きな爆裂音もどこか祝砲をイメージさせますね。
今回は、そんなしあわせはじけるポン菓子の専門店「ひなのや」をご紹介致します。
ひなのやがある西条市は、愛媛有数の米どころと言われています。
西日本最高峰・石鎚山からの澄んだ伏流水に恵まれ、穀物に合った豊かな土壌は田んぼを青々と茂らせます。
その土地で作られた高品質の米や材料で、ひなのやのポン菓子は作られます。
さて、そんなポン菓子のラインナップは常時約10種類。 ※ちなみに、以前ご紹介したみつぼしカフェの醤油ソフトにトッピングされているポン菓子もひなのやの商品です。 また、お米のポン菓子だけでなく、大豆を膨らませ味付けしたものや、愛媛特産はだか麦を膨らませチョコレートコーティングしたハダカ麦チョコなども取り揃えております。 見た目の可愛らしさと素朴な味わいで人気のサブレは、はじきたての玄米ポン菓子を製粉して作られており、なんと1枚1枚手作業で型を抜いています。 パッケージも今風にデザインされており、ふくら雀のロゴマークが愛らしく描かれています。 また、おうちにある米や大豆と砂糖を持っていけばポン菓子に加工してくれるサービスもあるので、ちょっとした集まりや地域の催しにいかがでしょう。 ひなのやは今日も景気良くポン菓子大砲を打ち上げます。 ひなのや 壬生川駅前店 住所:愛媛県西条市三津屋南11-9
昔ながらのプレーンなものから甘さ控えめほろ苦いキャラメルナッツ、伊予柑ピールを使った愛媛ならではのポン菓子、お茶と相性のいい醤油フレーバーなどがあります。
気温や生地のコンディションで焼き温度を変えるなど、細部へのこだわりはポン菓子にも負けません。
砂糖を控えめにすれば、初めての離乳食やおやつにもおすすめです。
(詳しくは店舗にお問い合わせください)
TEL:0898-35-5628
HP:http://hinanoya.co.jp
Instagram:@hinanoya.pongashi
営業時間:10:00~18:00
定休日:日曜日・祝日